【初心者向け】Googleアナリティクス導入方法とまず見るべきデータ5つ

【初心者向け】Googleアナリティクス導入方法とまず見るべきデータ5つ

「サイトの分析にはGoogleアナリティクスってのが必須なんだよね?導入したいけど、どうやって設定するの?で、Googleアナリティクスを設定したら、どこをどう見ればいいの?文系とか関係ある?」

こういった疑問を解決する記事です。

今回はサイト分析に必須の「Googleアナリティクス」の設定方法と、見るべき項目を紹介します。

導入自体は難しい作業ではなく、Googleアカウントを持っていれば10分で完了します。

Googleアナリティクスの新バージョン「GA4」は、まだバージョンアップを繰り返している段階で機能的な不足や、動作に不安定な部分があります。
なので、本記事では従来の「UA」の利用を前提に解説します。
(GA4の解説記事はしばしお待ちをm(_ _)m)

本記事でわかること
  • Googleアナリティクスについて
  • Googleアナリティクスの登録・設定方法
  • Googleアナリティクスで、まず見るべき項目5つ
ブログを開設していない方はコチラ

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目次

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは

Google Analytics(アナリティクス)はGoogleが提供している無料のアクセス解析ツールです。
※有料の上位機能あり

Googleアナリティクスで見られるデータは、主だったところで以下です。

Googleアナリティクスで確認できるデータ
  • 直帰率
  • 離脱率
  • 流入元
  • 行動フロー
  • ページ滞在時間
  • ページビュー数(PV数)

上記はほんの一部です。

サイト運営にまつわるあらゆるデータを確認できるのがGoogleアナリティクス、との認識で間違いないと思います。

Googleアナリティクスの登録・設定方法

Googleアナリティクスの登録・設定方法

ではGoogleアナリティクスの登録・設定をしていきましょう。
手順は大きくわけて2つです。

  1. Googleアナリティクスにサイトを登録する
  2. サイトにトラッキングコードを貼る

順に解説します。

手順①:Googleアナリティクスにサイトを登録する

まず最初に「Google Analytics」にアクセスして、Googleアカウントでログインします。
※Googleアカウントを持っていない方はGoogleアカウント作成より登録してください。もちろん無料です^_^

「無料で利用する」をクリックします。

アカウント作成画面が表示されます。
アカウント名は適当でOK。

アカウント作成画面が表示されます。

下の4つすべてにチェックが入っている状態で「次へ」をクリックします。

※ここからの設定がGA4の登場で、旧来と少し変わります。

プロパティを設定する。

  • プロパティ名:分析対象とするサイトの名前を入力
  • レポートのタイムゾーン:「日本」を選択
  • 通貨:「円」を選択

ここでは「次へ」ボタンを押さず、「詳細オプションを表示」をクリックします。

「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」にチェックし、ウェブサイトのURL欄に分析対象のドメイン名を入力します。

「Googleアナリティクス4と、ユニバーサルアナリティクスのプロパティを両方作成する」にチェックし、「次へ」を押す。

Googleアナリティクス(GA4)と、ユニバーサルアナリティクスとでは、分析画面や設定が大きく異なります。
また、先述したようにGA4はまだWordPressに対応テーマが少ないなど実用面で不安があるので現時点では新しいバージョンのGoogleアナリティクス(GA4)と、ユニバーサルアナリティクスの両方を作成することをおすすめします。

「ビジネスの概要」でサイト情報を登録します。
だいたいでOK。

「ビジネスの概要」でサイト情報を登録

上記を選択・入力したら「作成」をクリックします。

Google アナリティクス利用規約が表示されたら「同意する」にチェックします。

サイトの登録は以上で完了です。
つづいて、サイトにトラッキングコードを貼り付ける作業に移ります。

手順②:サイトにトラッキングコードを設定する

次にサイトにトラッキングコードを設置します。

トラッキングコードとは

Webサイトにアクセスした訪問者のデータを取得するために、各ページに埋め込むコードのこと

まずトラッキングコードを取得します。
従来のUAバージョンのトラッキングコードです。

作成したアカウントで「Googleアナリティクスにログイン」→画面上部の「すべてのウェブサイトのデータ▼」から「UA-※※※※※※※」→「すべてのウェブサイトのデータ」を選択します。

「管理」→「トラッキング情報」→「トラッキングコード」でトラッキングコードが表示されるので、これをコピーしておきます。

ここからトラッキングコードの設置は、下記2つの方法どちらかで行います。
※WordPressの利用が前提です。

  1. WordPressテーマに貼る(←こっちの方が簡単)
  2. WordPressのファイルにトラッキングコードを直接貼る

順に解説します。

方法①WordPressテーマに貼る(←こっちの方が簡単)

使っているWordPressテーマにもよりますが、テーマ設定でアナリティクスと連携できるテーマがあります。

テーマの設定からトラッキングコードまたはトラッキングIDが入力できる場合、そちらに貼り付けていきます。

下記は例として「Cocoon」で説明します。
※どのテーマでも、方法はほぼ同じです。

「Cocoon設定」→「アクセス解析・認証」→「Google Analytics設定」で、先ほどコピーしたトラッキングIDを貼り付けます。

「変更して保存」を押して完了。
テーマ側で設定する場合、これで終わりです。
簡単ですね。

方法②:WordPressのファイルにトラッキングコードを直接貼る

使用するWordPressテーマにトラッキングコード(トラッキングID)を貼る設定のないテーマは、次の方で実装します。

WordPress管理画面から「外観」→「テーマエディター」を選択。
右側から「header.php」をクリックしてください。
※子テーマで「header.php」が見つからない場合は、親テーマで探してみてください。

コードの中から「</head>」を探し、その直前にコピーしたトラッキングコードを貼り付けて「ファイルを更新」を押せば完了です。

Googleアナリティクスを導入したら、まず見るべき数値5つ

Googleアナリティクスを導入したら、まず見るべき数値5つ

Googleアナリティクスでアクセス解析する際に、まず見るべき項目を5つご紹介します。

項目①:ユーザーサマリー

まずは「ユーザーサマリー」です。

基本のサイトデータが集約されています。

アナリティクス管理画面の「ユーザー」→「概要」で、見ることができます。

ユーザーサマリーで確認出来ること
  • 直帰率
  • ユーザー数
  • セッション
  • 新規ユーザー数
  • 平均セッション時間
  • ユーザーあたりのセッション数
  • セッション中に表示された平均ページ数

ユーザーサマリーでは期間別で、上記のようなサイトデータを見ることが可能。

サイト運営の根幹といってもいいデータが詰まっているので、チェック必須です。

項目②:リアルタイム

続いて「リアルタイム」です。

名前のとおり「今」、サイトを見ている人の数・地域・どのページを見ているか、などがわかります。

本記事はサイト運営やブログ初心者の方に向けて書いてます。
「リアルタイムなんて最初は見る必要ない」なんて意見もありますが、僕は見るべき派。

たとえリアルタイム「1」でも、「今」の息づかいが聞こえるから。
詩的でしょ(*´∀`*)

項目③:集客サマリー

「集客サマリー」では、どういった経路でサイトに来ているかがわかります。

アナリティクス管理画面の「集客」→「概要」をクリックで表示可能です。

チャネル(経路)説明
  • Organic Search:検索エンジンからの流入
  • Social:ソーシャルメディアからの流入
  • Referral:他のWebサイトから流入
  • Direct:以下のように何かを経由せずの流入
    • URLを直接ブラウザに入力するブックマーク
    • アプリ
    • メール
    • QRコード

ページがどんな流入元から需要があるか、または弱いかを確認する際に有効な項目です。

項目④:直帰率とページ滞在時間

ちょっと細かいですが、重要なデータを2つをとりあげます。

「直帰率」と「ページ滞在時間」の2項目は、ぜひ、チェックしてほしいポイントです。

なぜなら「要改善」とデータが明確に示してくれているポイントだから。

ページごとの「直帰率」と「ページ滞在時間」は、「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」で確認できます。

Googleアナリティクス項目④:直帰率とページ滞在時間

※全データの公開はGoogleの規約的に微妙なんで、モザイク多めですいません。

「直帰率が高い=悪い」「滞在時間が短い=悪い」はページの特性によって一概ではないですが、たとえば直帰率が90%を超えていたりとか、平均ページ滞在時間が10秒とかになっていたら、なんらか改善点があるでしょう。

項目⑤:行動フロー

最後は行動フローです。

サイト内のユーザーの行動の流れが視覚的にわかります。

「行動」→「行動フロー」で見ることができます。

Googleアナリティクス項目⑤:行動フロー

「このページから、次はあのページにいった」とユーザーのサイト内行動が視覚的にわかります。

ページにカーソルを当てると、以下の項目が表示されます。

Googleアナリティクス行動フロー詳細
  • 次に行った流れ(%)
  • アドセンスの離脱数
  • 離脱率(%)
  • セッション数

細かい数字が苦手という人は、このフロー図をチェックするだけでも、いいかもですね。

まとめ:【初心者向け】Googleアナリティクス登録・設定方法とまず見るべきデータ5つ

まとめ:【初心者向け】Googleアナリティクス登録・設定方法とまず見るべきデータ5つ

以上が、Googleアナリティクスの設定と、まず見るべきポイント5つでした。

サイト運営をしていく上で、Googleアナリティクスの導入は必須of必須です。

検索順位の向上やページ改善のために、是非、有効活用してください。
無料ですしね。(←神(*´∀`*))

最後ですが、Googleアナリティクスを導入したら、Googleサーチコンソールも続けて入れてほしいと思います。
「合わせて1セット」といっていいツールです。

サーチコンソールの登録・設定方法は下記に詳しく書きました。

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